続☆オカマに恋した☆
屋上で四人寝転がった。
青空に浮かぶウロコ雲が輝いてる。
「なぁ愛、昨日の莉紗って人、何しに来たの?」
カトゥがそう言った。
「……大丈夫……何でもない」
空を見上げたまま答えた。
アタシは誰にも気づかれたくなかった。
心配かけたくない。
たった一つの呪文……大丈夫。
きっと……どんな結果が待っていたとしても。
「んだよ−水くせぇから。
何で何も言ってくんねぇの?」
カトゥが、真っ直ぐにアタシを見つめる。
「ほんと、何でもない」
カトゥを真っ直ぐに見つめ返した。
「今日の愛おかしいから」
唯の声も響く。
「マジでなんもない」
その声に負けないように、おっきめな声でアタシは言った。
遥の方を見つめると、ただただ空を見上げてた。