続☆オカマに恋した☆
遥と一ノ瀬が昼休みに楽しそうに話ししながら、前から歩いてきた。
俺には気付かない様子。
廊下ですれ違う瞬間の遥の満面の笑み。
それがあまりに切なくて……あまりに自然で。
体が動けなくなった。
一歩も歩けない。
立ち止まる。
唇をぎゅっと噛み締めた。
苦しくて…
苦しくて振り返るなんて出来ない。
情けねぇ……こんなに自分がみじめでダメな奴だって、改めて気づかされた。
悔しい。
何でだよ…。
ただ立ち尽くすことしか出来ない。
俺がいたかった場所…遥の隣。
それが失われたんだ。
別れるって、こういうことなんだ。
別々の新しい道を歩んでいくコトしか出来ない。
もっと強くなりてぇーもっともっと。