続☆オカマに恋した☆





 莉紗さんが、後ろから抱きしめてきた。



ぎゅっと…しがみつくみたいに。



驚いた!!



シラフな状態だし、突然で!!



「ごめん……ごめん……」

 心からの声だった。



 消えない傷を体に…心に残しながら。



 莉紗さんの腕をそっと、振りほどいた。



莉紗さんの視線を感じながらも、



「じゃ……」

と、部屋を後にした。



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