愛詩-アイウタ-
光璃は少し進んだところで振り返る。
6組前に瑠架がいる。
「るぅ~!!」
出せるだけの声を出す。
瑠架は気づいたのか、立ち止まる。
「次はひぃが遊びに行くね!!!」
「おぅ!」
返事が返ってきたことが嬉しかった。
言い終わったあと、るぅが笑った気がした。
ガララ!
教師と目が合う。
「こら!そこの女生徒!!」
「きゃっ…すいませんね!」
3組の針屋だ。若いくせにしゃしゃって、松田先生に嫌われている。
だからひぃは多分平気。
小走りで2組に入ると、針屋は3組に戻る。
「光璃、おはよ!」
「美夜、ちか、おはよ」
やはり松田先生は来てない。ルーズでありがとう!
歩いてゆみの席の前へ行く。自分の席だ。
ストンと座ると、周り、特に女子から視線がある。
“笑った方がいいって”その言葉を信じて、沈んだりはしない。
不意に、ゆみに背中をつつかれる。
「くすぐったい~」
振り向くと、質問される。
「瑠架君、どうしたの?」
6組前に瑠架がいる。
「るぅ~!!」
出せるだけの声を出す。
瑠架は気づいたのか、立ち止まる。
「次はひぃが遊びに行くね!!!」
「おぅ!」
返事が返ってきたことが嬉しかった。
言い終わったあと、るぅが笑った気がした。
ガララ!
教師と目が合う。
「こら!そこの女生徒!!」
「きゃっ…すいませんね!」
3組の針屋だ。若いくせにしゃしゃって、松田先生に嫌われている。
だからひぃは多分平気。
小走りで2組に入ると、針屋は3組に戻る。
「光璃、おはよ!」
「美夜、ちか、おはよ」
やはり松田先生は来てない。ルーズでありがとう!
歩いてゆみの席の前へ行く。自分の席だ。
ストンと座ると、周り、特に女子から視線がある。
“笑った方がいいって”その言葉を信じて、沈んだりはしない。
不意に、ゆみに背中をつつかれる。
「くすぐったい~」
振り向くと、質問される。
「瑠架君、どうしたの?」