君と見た空。
2人涙
「茜?一緒に行こ。」

「へ??あぁ、いい・・・わけないでしょ!

 なんであたしが「だって部員でしょ?」

学校も終わり、僕は半ば強制的に茜を、

近くにある公園に連れ出した。


空の写真を撮るために―――。


あの日から彼女は、

『空色写真部』の部員となった・・・。


―1ヶ月前―

部活が終わり、僕は一番乗りで

部屋を出ようとした。

ドアを開けて一番に目に入ったのは、

彼女・・・いや、茜だった。


「あ、ちょっと来て!!」

僕は茜の腕?をつかんで、

部室へ引っ張っていった。

何でこんなことしたのかはわからない。


だけど、どうしても彼女を、

この部に入部させたかったんだ――。





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