君と見た空。
「彼女をここに入部させてください!!」

いきなり部室に入ったかと思うと、

僕はいきなりそう言い放った。


みんな唖然としていた。

部長一人を除いてだけど・・・。


「は?なんで??」

茜は何言ってんの?というような顔で、

僕を睨みつけてきた。


「あはは~。いいよいいよ。

 遼の友達??

 部員増えてよかったね!!」

か、軽い。

こうして彼女は晴れて、

『空色写真部』の部員となりました!!



「遼!!!

 遼ってば!!」

バシバシと肩をたたかれた。


「ん?何??」

僕はベンチに座ってボーっとしている。


「あのさ、どこでピント合わせんの?」

・・・またそれかよ?今ので10回目なんですが?



 
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