君と見た空。
「ッハハ。このバカップルがぁ!」

光輝は笑いながら、

僕の髪をくしゃくしゃにしたありがと。


「ほら、、、行けよ。

 待ってるかもよ?茜ちゃん。」


「だって、来ないでって・・・。」

光輝め、こんな辛いこと

何度も言わせやがって・・・。


「本当は、嬉しかったんだよ。

 教室飛び出したことも、

 会いにきてくれたことも、
 
 キスも―――。きっと。」

顔がバーって赤くなった。

僕は、茜の心をわかってなかったんだね。


「なぁ、遼??

 お前らお似合いだぜ。

 彼女いない俺にとっては、

 相当うらやましいんだよ。

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