君と見た空。
「ねぇ・・・茜??

 見えているの??僕の写真。

 君が好きだった、茜空だよ?」

返事なんか、あるわけがない。

期待してた僕がバカだったね、、、


そのとき、ふわっと風が舞った・・・。


まるで、僕を

包んでくれているかのように。。。

優しくて、温かな、

ぬくもりだった―――。


ここに、、、彼女が、、、

茜がいるの??


「茜??いるの??

 あかねっ!!」

僕は大声で、彼女の名前を呼んだ。


返事をするかのように、

もう一度、風が吹いた。。。


茜、、、僕との約束、、、

覚えててくれたんだ。
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