何度でも君を・・・
「ほら~!怒ってんじゃん!」
「…怒ってないって。」
雄輔は、気に食わない顔をしていた。
あたしはそんな雄輔を無視して帰り道を歩きだした。
雄輔は、後ろからついてきた。
…ほんとはね、雄輔。
あのとき――――、
雄輔が人がいっぱいいる前であたしのこと抱きしめたとき、安心したんだよ。
雄輔が、ちゃんとあたしのこと好きなんだって。
だから…照れくさかったの。
それと…うれしかった。
こんなこと、絶対雄輔には言えないけどね。
ちゃんとわかってね??
その後、あたしたちは他愛もない話をしながら残りの帰り道を歩いた。
雄輔は、ちゃんとあたしの家まで送ってくれた。
「…ありがと。」
「じゃ、また明日なっ」
雄輔は、笑顔で今来た道を戻っていった。
…雄輔の家ってどこなんだろ??
もしかして、あたしの家と反対方向だったりする!?
それだったら、わざわざ言えまで送ってもらうのは悪いなぁ…。
明日聞いてみよ…。