何度でも君を・・・
すると、瑠璃ちゃんが何か思いついたような顔で言った。
「ねぇ舞!」
…若干、聞きたくないんですけど。
「…………何。」
「舞から誘っちゃえば!?」
「はぁ??」
何を。
「だから、キスよ、キス!!」
キスぅ??
「あたし、したいと思わないって言ったじゃん」
「なんでよぉ」
「別に…てかそんなことできない」
「ふぅ~ん」
何、そのおもしろくないような顔。
人をおもしろがるのはやめてください。
…………………あっ!!
そういえば、瑠璃ちゃんに聞きたいことがあるんだった!
「ねぇ、瑠璃ちゃ」
キーンコーン…
あ…これって…
「やばっ!舞、行くよ!!」
「う、うん」
あたしたちは急いで教室に向かった。