何度でも君を・・・
雄輔は、次の瞬間には笑顔になっていた。
「なんだ。そんなこと!いいよ別に~大事な彼女なんだし!」
「そ、そっか…。」
なんかさっきの雄輔…どうしたんだろ??
あたし、なんか機嫌悪くするようなこと言ったのかなぁ?
でも…ちょっと違和感があった。
モヤモヤする…。
まぁ…いいや。
―――――――…
それから2ヶ月、あたしたちは順調に交際を続けていた。
ある日の帰り道。
いつものように雄輔と話をしながら帰っているときだった。
…なんだか今日は、雄輔がそわそわしてる。
なんだろう?
…と思ったら、石につまづいた。
「ぅわっ!?」
転ぶ…と思ってとっさに雄輔をつかんだら。
「…ぅお!?」
雄輔まで倒れてしまった。
…しかも、あたしの上に。
「いった…。」
「大丈夫か?舞」
雄輔が言った。
「うん。大丈夫だよ…………」
あたしがそう言った瞬間、