幸せの欠片
「はははっ、お母さんって」
自分の言葉でハッとした。
‘お母さん’
「あ…昨日…ごめん。ホントにありがとう…」
謝る私に、翔月が話しかける。
「舞嘉、うちね。母親はいつも男と遊んでて、帰ってくるのは振られたときだけ。父親は離婚したからいないし。まぁ、お金は父親が毎月振り込んでくれるからいいんだけどね。でも、母親と仲悪いわけじゃないんだよ?お互い干渉しないだけで、たまに一緒にご飯食べたりするし。これがうち。…舞嘉は…何があったの?」