幸せの欠片
「瑞樹よろしく」
「…俺?」
「しょうがないじゃない。恭輔も龍晴も、料理なんかさせたら殺人兵器作っちゃうんだから。」
「まぁ、俺もまだ死にたくないからな。」
笑いながら言う翔月と対照的に、瑞樹君は呆れながらキッチンに向かった。
「瑞樹の飯なら安心だな。」
恭輔は、そう言ってご機嫌にベッドから降りた。
瑞樹君と恭輔は同じ高校で同級生だった。調理実習で瑞樹君はいつも素晴らしい腕前を披露していたとか。