幸せの欠片

-午前10時13分-*


これでもかってくらい心臓が速く動いてる。


んな私の手を隣で握ってくれるのは翔月。

「大丈夫?」

そう声をかけてくれるのは里菜。

「行くよ。」

背中を押してくれるのは優佳。


「うん。」

私は覚悟を決めて、家のインターホンを押した。

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