○○を想うと~special Fan book~
「1…2…3……、Go!!」
その掛け声と共に三人で思いっきりドアにぶち当たると、カギのかかっていた扉がバタンと開く。
「な、なにごとですの!!?」
目の前にいるのは
仮面に全裸の
大勢のド変態たち。
「小松社長、申し訳ありませんね。
私のかわいい部下を返してもらいにきました。」
ニッコリ微笑んで
小松社長に近づくと
「き、桐谷部長!!」
喜多川はベッドに縛りつけられたまま、涙目になって俺を見つめる。
喜多川は芸術的なセンスによって
亀甲縛りという
カメさんのような、
SM好きには定番の縛り方によって
美しく縛られている。
――うむ。美しいぞ、喜多川!
美しい姿で縛られている喜多川に
俺はウンウンと思わず頷く。
その縛りのセンスのよさにも驚くが、もっとビックリしたのは喜多川を縛っているそのロープだ。
そのロープは透明でまるで釣り糸のように細い糸。
「小松社長、随分面白いもので縛っているんですね。」
ニッコリと微笑むと
「あなたには関係ないでしょう!?」
小松社長は顔を真っ赤にして(っていっても見えないが)フンフンと怒りながら俺にズカズカと近づいてくる。