これは恋ではない
誰もひなたのような胸をえぐる娘はいなかった。



これは恋ではない…

これは小説でもないかもしれない…

ただあてもない命の落書きだ…遺書でも構わない。



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また、懲りもせず、ひなたサンと俺は浴槽で向かい合い、今回の経緯を話した。
「俺、親友と揉めて、やけっぱちになってひなたサンを呼んだんだ」
「なるほど、ウンウン」
「それから逃れるために、君をモデルに小説を書いたんだ…」
「そっか、じゃあワタシは見ないでおくね☆」
ひなたは僕を包み込むように、軽くハグをした…
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