双子様の恋愛
声も出ねぇ…。






「とりあえず母親に話せ。」

「でも、そんなことしたら…」

「母親だってお前が大事に決まってるだろ。」

「わ、わかった…。」

「それでもどうにも出来なかったらもっかい電話してこい。」

「うん…ありがと。」

「今日は?」

「お母さんいるから大丈夫。」









とりあえず玲子を送って帰った。







菜架に連絡したほうがいいか?








…なんかムカつくからいいか。









家に帰ると、何人か帰ってきてた。








「お、さぼりか?」

「弘夢…。」

「なんだ、暗い顔して。」

「なんでもない。」

「浮気でもしたか?」

「してない…けど女と会ってきた。菜架に秘密で。」

「は?今?」

「今。向こうもさぼり。」







< 352 / 425 >

この作品をシェア

pagetop