ピュアハート 2
「これからどうする?」
「お家デートがいい。」
「マコん家?」
「うん。お昼ご飯買って帰って、家でリュウさんとゆっくりしたい。
神経すり減った。
お父さんとお母さん、お芝居観てくるって出掛けてるから、夕方まで帰ってこないし。」
「んじゃ、そうするか。」
白くて細い指が、俺の指と絡まる。
マコの頬がピンク色に染まった。
可愛い…。
会う度、触れる度、俺はマコに夢中になっていくようだ。