ピュアハート 2
甘い瞬間(とき)
お弁当を買って帰って、食事をした後はマコの部屋で寛いでいた。
ベッドを背もたれにして座っていると、お茶を持って入って来た。
お茶を入れるマコをじっと見ていた。
視線に気付いたマコが、
「何?」
と微笑んで言う。
優しい落ち着いた笑顔だ。
さっきのファミレスにいた時とは全く違う。
「こっちにおいで。」
とマコの手を引っ張り、足の間に後ろ向きに座らせてギュッと抱き締めた。