ピュアハート 2


そう言って向き合うと、俺の足の間にマコの足を挟むように絡ませて抱き締めた。

鼻先にシャンプーの香りが漂う。

俺の胸に擦り寄ってくるマコ。

可愛くて、愛しくて堪らない。

「マコ?」

「なあに?」

顔を上げたマコにそっとキスをした。

照れくさそうに…でも、嬉しそうな顔をして俺を見つめる。

マコを抱いたまま、目を閉じた。


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