キミに逢いたい…
突然
ねぇ…

しあわせ?

私は自分に問い掛けた

すると私の中のわたしは

しあわせよ

と答える



言い聞かせてる…

じゃなきゃ
やってられない

エリコは相変わらずまわりに私の悪口を言う…

それでも私はエリコと会話をする


それをおかしいと言われるかもしれない

わかってる

ただ私は心は決して許していないし開いていない

ただそれだけ


キーンコーン………
帰ろう…

ふと窓の外を見る

校門のとこにだれか立ってる…

私には関係ない…
私は急ぎ足で学校を出ようとした

すると
「ねぇ!」
「……(この声)」
「ユーキちゃん」
「……(まさか)」
そっと相手の顔を見た

「あっ…」
いつしかのナンパ野郎…

「おぼえてる?」

私は無視して歩き出す

「ユキちゃ~ん待ってよ」
「………」
「待ってってば」
「……なんなんですか?」
私はジュンを睨んだ

「いやぁあのね俺ねあれからユキちゃんのことが気になって~」

私はあきれてまた歩き出した

「ほんとだってば~」
私は立ち止まりジュンに言った
「私みたいなブスで暗い女からかって楽しい?」

するとジュンは
「ブスじゃないし!」
ジュンの目は真剣だった
私たちはしばらく無言で立ち尽くした

するとジュンが口を開いた
「俺さ前からユキちゃん知ってた…見てたんだ」

私は言葉が出なかった
「うそじゃないよ?そしたらたまたまこの前エリコちゃんだっけ?あの子といるの見てさ」

「からかってないなら何かの罰ゲームですか?」
私はうつむきながらそう言った

「この前電話番号渡したよね?もし気が向いたら電話して!じゃあ」

ジュンは走って行ってしまった

少しうれしいと思ってしまう自分がそこにはいた

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