キミに逢いたい…

なにもかもが初めてだった

初めてブスと言われなかった

初めて告白をされた

初めてわたしを認めてくれた

私は素直にうれしかった


わたしはふと思い出して引き出しから
あの紙を出した

そこには
ジュンの電話番号 メールアドレスが書いてあった


思い切って電話をしてみた

トゥルル…
トゥルル…
トゥル……ガチャッ

「はい！」

電話に出たのは間違いなくないジュンだった

「あ………の」
「………だれ？」
「…ユキ…です」
「…まじ？？ユキちゃん？」

ジュンがうれしそうに言った

私はまだ半信半疑だったがジュンとマメに連絡を取るようになった

ジュンを好きになるのに時間はかからなかった…