飛鳥物語
・・・いくら何でもこれは、酷すぎだろ
先生がめっちゃ慌てて立ち上がり、佐川の父親のところに行った。
先生も怖いだろう。
本職相手に。
「さ、佐川さん。ぉちついて下さい!!」
「ああん?文句あんのかテメェ!コイツは、俺のものだ。口だしすんじゃねぇ!!」
ムカツク
オサエラレナイ
ガタン
「ちっ。
あんた何様?親子揃ってうぜぇよ。本職だからって自分の子に暴力ふるって言い訳ないだろ。
そんな奴がやってる組なんて直ぐに墜ちるよ。」
佐川は、怒ったらしい。
額に青筋を浮かべ、拳を震わしている。
「んだテメェ!餓鬼のくせしやがって、ヤグザなめんなよ!!」