優しい風〜隠れ美少女の初恋〜【完】
何故だかわかんねぇけど、レディースの総長だった姉貴のせいか、あいつらと居ると落ち着く。

真面目に居るのが飽きた。

けど、陽が来ると、早く帰って来てしまう。

まぁ、今日はあいつと付き合い始めて、一緒に帰ったのが原因だけど。

関わるつもりも、接点もなかった女、来島遊。

隣のクラスの秀才。

成績は学年トップ。

俺は罰ゲームで、3年の汐田ゆかりーシオタユカリーと、遊のどちらかに告白をし、付き合えと言われた。

汐田は100キロの巨漢。

冬でも汗ダラダラで願い下げ。

だから遊を選んだ。

好きでもないし、傷付かれてもどうでも良いから、告白。

あっさりとOK。

後で、親友であり、悪友である、三田川剛ーミタガワゴウーに電話報告しねぇと。
< 10 / 252 >

この作品をシェア

pagetop