汚恋

「泣かないで、ハル…」


優しく肩を擦られた。


大きな手…


一樹の手だ


すごく安心する。


山手くんはすごく切なそうに窓から空を眺めていた


「山手がハルを想うのは勝手だけど、二人の中に入り込まないでくれ…」


山手くんは何か考えてるような顔つきになった。


そして、一瞬微笑んだように 見えた


「わかったよ。川瀬さん、ごめんね…。でもまだ僕諦めないから!」


意外な言葉に
私は思わず耳を疑った。


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