+.偽りの私.+
美「んッ…ふぁ~」
私はどのくらい寝ていたのだろうか。
辺りをみるともぅ暗かった。
時計を見ると……
美「わぁ!!もぅ7時じゃん!!
急いで帰らないと…」
だけど、帰りたくない…
家に帰ったらまた暴力を振るわれる。
そんなのはヤダ。
ケド……
私はとりあえず飲み物を買う為、
コンビニに行った。
コンビニの前には不良が4.5人いた。
私はそれを素通りした…
かったが、男に腕を掴まれた。
〝… ッ !!…〟
腕は父親にも掴まれた所で痣が出来て
いて、そこをまた掴まれて身体に激痛
がはしった。
不良1「ねぇ、君可愛いね!
俺らと一緒に遊ばない?」
美「…………」
不良2「無視してないとでさぁ―
俺らと気持ちぃぃ事しようよ」
不良3「俺らうまいよ♪」
美「…離してくださいッ!!」
不良4「もぅ連れてこうぜ!」
美「ヤダッ!!離してッ!」
不良5「うっせ―んだよ!!」
不良達は私を引きずって行こうとした。
私は怖くてたまらなかった。
こんな人たちに私の処女が
奪われるなんて絶対にやだ。
そう思っていると、
なんだか聞き覚えのある綺麗な声が
後ろから聞こえた。