BLACK&BLUE〜私の愛するヤクザ〜【続編】
弘さんはあたしが眠くてボーッとしていたと思ったらしい。



グラスに残っていたお酒を一気に飲み干すと「寝るぞ」と言って立ち上がった。



あたしはグラスをキッチンに運んで先に寝室に行ってしまった弘さんのもとへ行こうとしたけどやめた。



弘さんの顔をみたらまた胸が締め付けられそうで嫌だったから。



あたしはもう一度ソファーに腰をおろした。





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