BLACK&BLUE〜私の愛するヤクザ〜【続編】
早く寝室に行かなきゃ弘さんが待っているかもしれないのに、少しだけ落ち着きたかった。





「雪乃、泣いてるのか?」




少しだけのつもりが長くいたみたいで寝室から弘さんが出てきた。



あたしは急いで目から流れているものを拭いたけど、弘さんに見られた後だった。





「なんで泣いてる?」





あたしの横に座り腕の中にあたしを包みながら聞いてくれてる。






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