好きだから。 *短編*
「いった…」
頭がガンガンする。
次の日目が覚めると、私は優香の部屋にいた。
「あ、ハル起きた!?」
「ん、優香ー…昨日はごめん」
「いやっそんなことより!あんた拓也さんに告られたの!?」
えっ二日酔いの私のことよりそれ!?
てかそれより…
「何で優香が知ってるの!?」
「昨日、拓也さん自分でみんなに言ってたよ!」
ウソ~…
私はまた布団に倒れこむ。
ふとテーブルを見ると携帯が光っていてメールがきている。
『昨日、大丈夫だった?』
宏樹からだ。
「優香ー…昨日のその拓也さんの話し、宏樹も聞いてた?」
「聞いてたね。宏樹、拓也さんの真横にいたから。」
それを聞いて大きくため息をつく私。
酒くさっ…。