陰陽(教)師
「その分、日本の魔女たちとは付き合いがあるみたいだけど」

鈴子は何人かの魔女の名前をあげた。

中には占い師として、時折テレビにも登場する女性の名もあった。

「顔が広いんだな」

「本場の魔女だからそれなりに慕ってくれるみたい。お店を出せたのも、その人たちのおかげだって言ってた」

「木下の実家は自営業だったな」

「駅前のビルで占いの館やってるよー」

パワーストーン等も扱っており、結構はやっているらしい。

「一度会ってみたいもんだな」

「ママに?」

鈴子は怪訝そうな顔をした。

どうやら思い切り勘違いをしているらしい。

「陰陽師として、西洋魔術には興味がある」

晴明がそういうと、なあんだという顔をした。

「ママも先生に会いたがってたよ」

「ほう」

「実家に帰った時、陰陽師の先生が来たって話したんだ」

すると鈴子の母は

『陰陽師って、〇〇や××に出てくるあの陰陽師!?』

と目を輝かせたという。

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