悠久の島
大空から眺める大地と海は緑色に広がる青

ここは空の上・・・

気がついたときにはもう、大空から見下ろしていた。

少女は、詩(うた)を詠うために、大空の庭園を目指す。

少年は、歌声を伝えに、8人の英雄に会いに行く。

下界から見る空とは違い、心地のいい空気だった。

「それじゃあ、あたしは行くわ、本当は庭園なんてないのかもしれないけど。」

「あるさ、君が庭園に辿り着き、僕が詩を広める、それが僕達の目的と使命。」

「そうね、見つけ出すわ、必ず・・・」

少女と少年は顔を見合わせ、それぞれの目的と使命の為に、旅に出るのであった。

少女は、庭園を目指し、上へ上へと向かって行った。

少年は、8人の英雄を見つけるために、再び海の上へ・・・

少年は、一筋の光を見つけた。

そこに間違いない、そう思った。

そして、8人の英雄を見つけ出すことができた。

それは・・・

最初の出会い

これから起こる、災厄と戦うために、少年は少女の詩を伝える使命を、そして、今、この出会いから始まるのであった。
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