悠久の島
あたしは夢を見ている

何度も何度も繰り返すように

その夢には この先に起こること全てが

手に取るように分かる それくらいリアルな景色が

頭から離れず 忘れることなく描かれていた

その中で一つ 今のあたしには重要な

絶対に忘れてはいけない内容の夢があった


遠い空には 光が一本の柱を創る

あたしはそれを眺めている まるで今現在のように

光の柱からは 次々と光の球体が降りてくる

それぞれの球体は 各島々へ降り注いでいったのだ

あたしはその光景を ただただ見ていた


短いようで長い そんな夢だった

この夢どおりなら 今目の前に見えている

光の柱からは 光の球体が飛んで行くのだろう

時は刻々と迫ってきている

夢の通りの世界になる それを望むなら

今 あたしがあたしのやるべきことをしなければいけない

傍観者であるならば このままあたしも消えてしまうのだから

光の柱に向かい 真っ直ぐ突き進んでいくの
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