悠久の島

軌跡の英雄

足跡は人の数だけ存在する

雨上がりにぬかるんだ土の上を歩く

日が照り 土が乾き そこに足型ができる

踏みしめた力が強ければ強いだけ

その足跡は くっきりと そして綺麗にできるのだ



少年が追いかける足跡

それは 英雄達が真実を求め

歩いてきた 軌跡である


一つ一つが大きな足跡

少年は感じていた

もうすぐ 英雄達に近づけると

遠い遠い道のりを 彼らは

幾度の困難を乗り越えて来たのだと

足跡は教えてくれた

地に着いて歩いていた頃とは違い

海の上を飛ぶことは 心地がいいのだ

潮風の匂いが 不安になる少年の心に安心感を与えていた
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