悠久の島
英雄達の軌跡は 遠い記憶と共に

それぞれが生きてきた証

どこから来て どこに向かっているのか

敷かれたレールのように真っ直ぐではない

あちらこちらに散らばっていて 時に迷い

時には立ち止まり 時には引き返す

それでも着実に 自分達が向かうべき場所を目指していた

ぼくは どこへ向かっているんだろうか

人の軌跡を追う事 それはその人の人生を真似ている

そうなのだろうか? それとも共に歩んでいる?

答えなんて たどり着いてみないと分からないけど

間違っていたとしても ぼくは英雄達の軌跡を信じた

そして 本来の力に気づいた時

ぼくがなぜここに立っているのか そして

何を目指しているのか 真っ直ぐ捉えることができた

足跡は教えてくれた 英雄達の行く先を

長い長い足跡 たった一つの理念を貫くために

辿る先に見えるものは 世界の中心だった
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