萌恋!
「俺と遊んでいかね?」
「ちょーかわいいじゃん♪俺とつきあおっ♪」
「悪いことはしないからさぁ~♪」
声が聞こえる方を見ると、派手な格好に金髪の男たちが3人いた。
よくいる不良だな……
俺よりもたちの悪そうな奴らだ。
関わるとめんどくせぇことになりそうだな……
向きを変えて歩きだそうとすると、女の声が聞こえてきた。
「私、あなたたちに興味ない!」
は……
俺は男たちを再び見る。
今の声は………
あの…変態女じゃねぇか……?!
身を隠して話を聞いた。
「かわいい顔して、冷たいこと言わないでよ~。」
「ほんのちょっとだけでいいから遊ぼう?」
よく目をこらして見ると、男たちに囲まれてるのは体が細くて顔の小さい、あの変態女だった。
あいつ…なにやってんだよ……!!
自然に顔が険しくなる。
「私、あなたたちに興味ない!」
自分が危機的状況にあるのにも関わらず、笑顔で変態女が言った。
思わずこける自分。
なに言ってんだよ!あいつ!
怯まずに言う変態女に驚きを隠せなかったのだろうか、男たちも苦笑いさせる。