萌恋!




どうでもいい…?





「どうでもよくなんかないよ!謹慎処分になったんだよ?!」



「学校に行って楽しいことなんてあるか?」





楽しいこと?





裕子と話している時、青沢と一緒にいる時は楽しいけど……





青沢が再びドアを閉めようとする。





「あるわけねぇよな。」



「あるよ!!」





私は必死にドアを引っ張った。





「裕子と話してる時、青沢と一緒にいると楽しい!!」





たしかに学校に行っても、つまらない授業があるだけ……





将来のために学校へ行ってるけど、楽しいことって…なに?





家でゲームをしている方が楽しい……





「俺はおまえといてもイライラするだけ…」





青沢が強くドアを引っ張り、ドアが閉まった。





「……俺は友達なんていらねぇ。」





ドアの鍵が閉まる音がすると、青沢の足音がどんどん遠ざかっていく。





「青沢!!」





私は青沢といると楽しいよ……?





友達といると楽しいんだよ……?





青沢には友達がいないの?





「そうだ!!」





私はドアの前に座り込む。





学校が楽しくないと思うなら、私が楽しくすればいい!





そうすれば青沢だって、学校が楽しいと思えるはず!!





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