電話越しの君へ


あれから二週間が過ぎた。




もう二年生も残りわずか。




今日一人一人に個別に渡った紙には自分の来年のクラスが書かれていた。




「綾瀬何組ー?」




「もちろん7組っ!」




「やったー
あたしも7組〜」




「やったー…
っていいのかそれでっ」




笑っていると、ふと男子の中から声が聞こえる。




顔をあげると、そこには杉本たちがはしゃいでいた。




「?
何騒いでんの、あいつら…」




一人の言葉に皆顔をあげた。




「杉本がなんかしたみたいだね」




「ふーん。ま、あの辺の男子怖いから関わんない方がいっか」




「あ、そーいや綾瀬」




あえて声を発しなかった私に一人が話しかけてくる。


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