強欲な女
「俺の子………?」



「……潤私がどういうことしていたか知ってるでしょ。」



「それでも今俺が真美の彼氏なんだから俺の子だ。」



真剣にそんなことを言う潤にやっぱり私はこの人が好きだと実感した。



今までの事をなかったことにして潤とだけ向き合って生きていけたらいいのに……。



「真美……二人で育てよう。俺働くから………。」



潤は自分の言っている意味を分かっているのだろうか?



「育てるって簡単に言わないでよ!」



「真美っ……。」



行こうとする私の腕を掴む潤。



「離して!」



抵抗すると私の体を気遣ってかすぐに潤の力が弱まった。



「潤は優しいから私なんかよりいい人がすぐ見つかるよ。」



私は潤を残して家に入った。






< 102 / 234 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop