強欲な女
日曜日。



私は鏡と睨めっこしながら着ていく服を探した。



ちょっと薄着だが、短パンを履いてなるべくダサくならないようにと必死で選んだ。



「真美、そんな薄着して出かけるの?」



母が眉間に皺を寄せ、明らかに不満そうな顔でこっちを見ていた。



そして母のスイッチが入る。



「そんな薄着で真冬に出かけるアホがどこにいるんだ。もっと暖かい服にさっさと着替え直してこい。」



きっとまたそんな服装で歩いていたら近所の目がってことだろう。



でも今日は剛の友達と会う日………。



私は母に逆らうことが出来ず、短パンを普通のジーパンに変え、肩のあいている服を普通の長袖に変えてパーカーを着て出かけることになった。



「あっ真美ちゃん、こっちこっち〜!」



待ち合わせ場所にいた私の誘った子達は短いスカートと短パンだった。



薄く化粧もしてなんだか大人っぽく見える。



それに比べて私は……。



「おはよ〜。」



剛とその友達がやってきた。



さすが剛の友達、二人共明るそうでカッコいい。




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