強欲な女
「うぎゃ~わ~あ~ん!」



今日も夜中に鳴り響く希姫の泣き声。



「どうしたの?おっぱい?」



しかしおっぱいを飲まずにさらにひどくなる泣き声。



オムツを見てもなにも出ていない。



「よしよし………。」



抱っこしたりしてみるが泣き止まない。



眠い時にこの泣き声。



私はだんだん苛々してきた。



「もうなんで泣いてるの!」



そう言ってみるがもちろん赤ちゃんに通じるわけがない。



「もう知らない!」



少し強く布団の上に赤ちゃんを置いてしまった。



顔が真っ赤になり声にならないくらい大泣きする希姫。



そんな希姫の姿を見て自分のしてしまったことにハッと気づいた。



「ごめんね………。」



そう言って希姫を優しく抱いた。










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