オリオンの砂時計
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22の誕生日に二人で選んだお揃いのリング。少し照れくさくて嬉しくて恥ずかしくてはしゃいでありがとうって言う時顔がほてった。一緒に住んでもうすぐ1年。出来事が多すぎて感情も嵐の様で瞬く間に通り過ぎてた。一緒に住んで同じ布団に眠って、食事してじゃれあって。二人は婚姻届を死ぬまで書かないかもしれなくて。そんな事は髪の毛一本よりどうでもいい事で。今は只。リングの重みと冷感から束縛と気の緩みと不安と幸せなんかを受け取って。今とこれからを夢想する。
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