明日も、キミに恋をする。
私と木下君は、下駄箱で靴に履き替えると並んで校門に向かう。




なんか……

必然的に、私は木下君の隣を歩いているけど……

このまま一緒に帰って良いのかな…?

図々しい?




でも“バイバイ”って言っても、確か帰る方向が一緒だし…



どうしたら良いかわからず、チラチラと木下君を見ていると


「俺も今から帰るし途中まで一緒に帰ろ」


「!う、うん」



ホッとして笑うと




「ってゆーか…そんなにホッとせんでも普通に一緒に帰る流れやんっ!オロオロした顔でめっちゃ見てくるから言うたけど…改めて言うたらなんか恥ずかしいわ!」


そう言って私の背中に優しくツッコむ。


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