明日も、キミに恋をする。
お姉さんは笑顔で私を見る。





「あなたが優ちゃんかぁ~!うふふ、もう大輔ったら家でも優ちゃん優ちゃんってうるさくてなぁ―」


「ちょいちょい、待てや」





大輔くんが少し赤くなってストップをかける。


お姉さんは口に手を当てて、ごっめ―ん。と笑う。






「姉貴はなんでひとりなん。フられたん?」


「あほか!彼氏とここで待ち合わせやねん。今日イルミネーション見たら、そのままラブラブお泊まりや」




お姉さんは自慢げに言う。




「お泊まりなんて素敵ですね、やっぱり大学生はええなぁ―」



愛ちゃんが羨ましそうに言う。




「ふふふ、せやね。高校生はまだ早いからなぁ。大輔も……今日だけが特別やからな?あとは大学生なるまで我慢やで」


「大輔も??」




愛ちゃんが首を傾げる。




「いや、なんでもないから」


大輔くんが少し慌ててる。




お姉さんはきょとんとした顔になる。



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