手のひらを空に向けて★ホプスコ編★


いつも誰もいない。



だから私は、いつも1人でここを眺めていた。







――パシャッ



「…?」



なんだか音がする。



聞き覚えのある音。




―――パシャッ




また。





「…わかった。写真をとる音だ。」



私は小声でそう呟いた。




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