冬恋。【完】

クリスマス



気づけばもう12月中旬、クリスマスまで後一週間になっていた。



今年もクリスマスはまた一人か。



みんな今年は彼氏と過ごすんだろうな、どうぜ私は一人ですよ!!と一人でプンプンしていた。


そんな時にメールが鳴る。



件名:無題

本文:今日、僕ん家来れる?


---END---


土曜日の午後3時、特にやることもなかったので私服に着替えて海さんの家に行くことにした。



「みずか、いらっしゃい」



「こんにちは海さん、あれ。緋未ちゃんは?」



家がやけに静かだ、もしかして家にいるの海さんだけだったりするのかな。


「緋未は母さんと出かけた。まぁ上がりな」



「あ、はい。お邪魔します」




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