小悪魔な君に天使のキスを

特待生には、もう1つ、嬉しいことがぁる。

それは授業料完全免除でぁること。

お父さんはそんなの考える必要なぃって言ってくれたし、実際お金には困らないと思うけど、ゃっぱり自分のことで迷惑かけたくないから。

・・・・

「沙夜っ!見てみて!(Part2)何と俺ら寮の部屋隣でーす☆」

「、、はぁっ!?」

隣でーす☆、、じゃなぃだろッ!

この学院どーなってんの!?

普通寮って女子と男子で分かれてんじゃないの!?

、、と疑問を彼にぶつけると。

「ぇ、女子と男子で分かれてるよ?」

「ぃや、意味わかんない。じゃぁなんで私とぁんたが隣なわけ!?」

「だからぁー、この地図見てみ?」

指差された地図を見る。

ぁれ、ちゃんと分かれてるじゃん、、て。

確かに建物自体は別々になってる。

でもさ?

近すぎやしないかね、、?

これじゃ窓から窓に移ってこれちゃうじゃん!!

甘いょ!!甘い!!

「毎晩会いに行くからね♪」

「来んでぃい!!」

「ゎーん、沙夜が冷たーい(泣)」

「、、、」

何この子。

「可愛くないょ」

、、ってぃうのはちょっと嘘かな。

目をウルウルさせてんのはかなり効果的。

特に男慣れしてない私みたいな人には。

「ま、ぃいや。じゃ、また後でね♪沙夜♪」

そう言って去って行った。

、、つっても私が部屋に入ったら隣なんだけどね、、

ま、ぃいや。

とりあえず片付けでもしようかな。

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