天国島
んでよぉ・・

天使が16歳になる3ヶ月前だよ・・

島の住人はもちろん・世界中のお偉いさんが

「もうすぐ我々は救われるって」もうウキウキだよぉ

まぁ、リーチかかって・もう余裕でツモれるみたいなよぉ

アガリ確定みてぇなもんだよな

んで、油断しちゃったのかねぇ・・・

「天国島」に一人の人間が流れ着いちまったんだ

あぁ、羽の生えてねぇ人間だよ

☆

そん時、天使は走ってたんだ

毎日走ってたんだけどよ、健康の為の日課ってヤツだよ

うん、島の人間全員・その時間は走ってんだ

島の白い道を、ハァハァいってよ

あぁ?ジジィ・ババァ?

さあなぁ・・みんな走ってたってよ

居たのかねぇ「天国島」に年寄りは・・?

まぁ、んな事ぁどうでも・・良くねぇかもしんねぇけど・・

話にゃカンケーねぇからよ

☆

天使は走ってる時、いつも気になってたんだ

誰も通らねぇ道があってよ

その道には、高ぇ門があってよ・いっつも鍵がかけてあるんだ

中に何があるのか・その道はどこに通じてんのか?

いっつも気になってたんだ

でも、誰も知らねぇって言うんだ・・

「善良」なヤツラがよ・・(ケッ)

そん時、走ってた天使は気付いたんだ

珍しく周りに誰もいねぇって

いつもなら、前からか後ろからか走ってくるヤツがいるのに

そん時は、珍しく・・前からも後ろからも・・

誰も来ねぇ・・

天使がイタズラゴコロを起こしたんだ

「誰も見てない、今なら飛べる」って・・

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