君と彼女のために・・・
未来から来た彼女
彼女は小さく呟いた「私・・過去へ行ってくるから・・」と鞄と写真を手にある研究所へ向かった・・。

そして・・2050年現在。

外はもの凄い大雨だ・・大粒の雨が地面に叩きつかれ、まるでテレビ画面で写らないチャンネルのように「ザー」と音を響かせる・・。

今日、君の口から告げられた言葉に「私ね・・結婚するの・・」僕は深く肩を落とし、びしょ濡れになりながら歩いていた・・。

でも、この豪雨のおかげで僕が泣いている事に誰も気づかない・・声を出して泣いても分からない程の大雨だった。

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