時計の針


えっ?


私は、屋上のドアを見た。


「ゆうちゃん…じゃない、八谷君。」


「いつもの呼び名で良いよ。」



でも、


あれ?さっき…


(雛乃)って呼んでた??



「ゆうちゃん。ごめんね!!ごめんね!!」



「ったくぅ。もう1度言う。

付き合ってくれる?」




そんなの答えは決まってるよ。





「うん!!!」


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