時計の針
第八章 もうヒトツの恋


はっ?


何この人。


「雛乃ですけど?何か??」


「雛乃ちゃんって、可愛いね♪」


「はっ!?」


つ〜か、軽そう。


「姫女の子!?」


姫女とは、私の高校の名前。


「はい。まぁ…」


「俺、黒木大翔。高二♪宜しく!」


「はぁ。私は、春日雛乃。高一。」


「へぇ、年下かぁ〜!ふ〜ん。」


年下だったら、何なの!?


「悪いですか!?」


「メアドを教えて♪」


はっ!?


「何でそうなるんですか!?」


「反応も可愛いね♪」


何か嫌!!


この人、キモイ!!
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